上海の国際食品博「SIAL CHINA 2013」に行ってきた
上海で毎年5月に開催される国際食品展示博「SIAL CHINA 2013」に行ってきました。
(2013年5月7~9日、URL:http://www.sialchina.com/)
世界中から食品バイヤーが集うはず
今年も各国がパビリオンを設置し、自分とこの産品を中国市場に売り込もうと元気にPRしていました。もちろん個別企業がブース出店しており、現地バイヤーと商談をし、調理パフォーマンスやワインの試飲、テイスティング講座なども行われていました。
ワインは試飲し放題!
調理パフォーマンス。その後試食
国別パビリオンを見渡すと、やはり台湾、韓国が一番目立つ位置に構えており存在感がありましたね。ここ最近の中国市場での売り込み具合からみても当然でしょう。国からの援助もばっちりあるようで羨ましい限りです。
台湾パビリオン
韓国パビリオン
あと個人的に気になったのは、新興市場のトルコとブラジルのブースでしょうか。特にトルコはフランスやイタリア、スペインなんかよりも大きく作られており、例年になく売り込みに力をいれていたような気がします。
トルコ。結構お菓子とかも多い
ブラジル。南米勢ではダントツに目立っていた
個別企業ブースでも、中国国内や近隣国からの出展ブースがたくさんでていました。
中華圏では絶大な人気を誇るお菓子ブランド「張君雅 小妹妹」ブース。キャラクターのきぐるみは写真撮影で人だかりでした。こういう見せ方はベタながら大事ですね。
中国でも人気のロッテ。といってもこっちでは完全に韓国企業という認識ですが。ちなみにロッテは中国語で「楽天」、なので日本の楽天が中国に来たときは「楽酷天」にしたんですな。
なんかドラえもんグッズがずいぶんありましたけど問題ないですかね。特にクレジット表記は見当たりませんでしたが。大丈夫ですよねきっと。
さて肝心の日本は何処に・・?ということでパビリオンを探しました。
日本JETROブース
他国と比べると小規模ながら、無事日本の看板をつけたブースがあって良かったですね。ホントに。日中関係に影響を受けまくる業界だけに、ここ最近は日本からの食品輸出がかなり大変な状況にあります。リスクが高い中で、日本企業の足取りが重いのもしょうがない面もありますね。とはいえ、今回のようにJETROさんをはじめ、こういう国や団体のサポートは今後もぜひ継続していただきたいもんです。
来年は日本ブースもがっつり大きいのを作りたいですね。
日本企業の皆さんもぜひ上海にお越しください!